霊木 群馬の松
群馬の松は霊松=古松(第二代)は樹齢八百余年(千年の説もある)幹廻り八尺一寸樹高不詳盆栽型・・がっちりして枝が太い神松=新松(第三代)は(樹齢二百十年)幹廻り五尺樹高六丈六尺喬木型・・背が高い。
この大樹の双幹を霊木群馬の松と呼ぶ。霊松は明治三十九年に地籍の争いが起こり、同四十一年静夜に倒伏し去った。神松も昭和十一年十一月雪害を受け倒伏した。現在の松は第四代目か第五代目にあたるそうです。
経過・宣言
霊厳にそびえていた双幹の霊木ゆえに地籍の争いに身をもって「和の心」を持てと警告して生命を終えた歴史を学んだ十文字地区と駒寄地区は平成十三年に和議を結び、三百年以上に亘り地籍を争った歴史に終止符を打った。群馬之松史跡公園建設に向かって群馬県・榛名町・箕郷町の協力を得て、第一段階としてこのように整備された。しかし、これで終わったのではなく、これから如何にこの群馬之松史跡を後世に伝えると共に、大勢の人々に訪れてもらえるよう努力していくことを誓う。
平成十九年二月吉日建立
群馬の松史跡公園建設推進委員会
以上の碑がたっていました。
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