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2021年4月14日 (水)

ついにAIの親友

ついにAIの親友 クララとお日さま カズオ・イシグロ著 早川書房刊 本体2500円+税
境界を越えたここからの交流。人工親友という存在それ以上でもそれ以下でもない。クララは、そういう自らの役割を受け止め愛を全うして身を引く。祈りというのは、伝えない愛情なんだ。クララに課された「使命」のように「人そのものを代替する」ことなるかもしれない。クララという存在が無垢であるほど、人間の我が儘や欲深さが際立ち、不安を掻き立てられる。それこそが私たち「人であること」なのかもしれません。ラストはやはり人間のの勝手さが悲しい。