神様のカルテ0 小学舘刊 夏川草介著 本体1300円+税 シリーズ300万部突破のベストセラー「神様のカルテ」にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。
くちびるに歌を 小学舘文庫刊 中田栄一著 本体619円+税
バンクーバーの朝日 マガジンハウス刊 西山繭子著 620円+税 「海の向こうで三年働けば、日本で一生楽に暮らせる」。見果てぬ夢・国家・戦争・差別に翻弄された悲劇の日系移民たちにとって、わが街の野球チーム『朝日軍』は、かけがえのない心の支えだった。戦前のカナダ・バンクーバーでフェアプレーの精神を貫き、人々に勇気と希望を与えた青年たち、その家族、同朋らが織りなす涙と笑い、感動と驚きに満ちた人間讃歌。