これでおしまい 篠田桃紅著 講談社刊 本体1400円+税 三月一日に107歳で生涯を閉じた世界的な美術家であり書家の老いについて、死について、幸せについて・・・
歳を取るというのは、悲しむだけのものでもない。歳を取ってはじめて得られる喜びがある。
「自由というのは、気ままにやりたい放題することではなく、自分というものを立てて、自分の責任で自分を生かしていくこと。やりたいように振る舞って、人にも頼る。それは自由でなないそうです。」自分の行動に責任を持って考え、自分でやる。それが自由。
自分らしい人生を生きたすべての人に向けてのエールとアドバイスになっています。そんな風に生きてみたいです。