「善玉・悪玉大逆転の幕末史」と「龍馬史」
「善玉・悪玉大逆転の幕末史」新井喜美夫著 PHP文庫 571+税
歴史は勝者が作るもの―。日本の近代化の扉を開いた幕末維新でよく語られる、「善玉」「悪玉」の人物像は本当に正しい評価なのか?坂本竜馬、勝海舟、井伊直弼、徳川慶喜など、幕末のキーマンたちが時代に影響を与えた“功罪”を、驚きの新事実とともに再検証していく。「パークスが止めた江戸城総攻撃」「勝海舟が竜馬を語らなかった理由」など、逆説を超えた“真説”、・・・ホラ話で歴史を変えた勝海舟・・・、坂本竜馬は今日風に言えば、格好いい暴走族といった程度であろう・・・本文より
「龍馬史」(竜馬暗殺に最終結論くだる)磯田道史著 文芸春秋刊 1333+税
龍馬の性格、大局観、交渉術、人脈、思想、行動、そして暗殺をめぐる現場検証。龍馬の全生涯を視野に入れ、新事実と緻密な推理で読み解く「龍馬暗殺」の全貌。 ・・・本文より
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