「奇跡の村、地方は「人」で再生する」・・南牧村紹介
奇跡の村 地方は「人」で再生する 集英社新書 相川俊英/著 出版社名 : (株)集 英 社 集英社新書 出版年月 : 2015年10月 [要旨] 少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。そんな中、長野県下伊那郡下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。「陸の孤島」と揶揄される人口約四〇〇〇人の山村が、一九九八~二〇〇二年の五年間平均出生率で長野県トップを記録。現在でも、全国平均一・四三人を上回る一・八八人(二〇一三年)と、トップクラスの高い出生率を誇る。その秘密はどこにあるのか?この下條村を中心に、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材。この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュである。 [目次] 第1章 奇跡の村「下條村」(下條村・序論 カリスマ村長 意識改革 資材支給事業 若者定住策 下條村の今) 第2章 消滅可能性ナンバーワン?「南牧村」を訪ねて(南牧村の今と昔 成果なき活性化策 古民家バンク 移住者たち 元気な高齢者) 第3章 人をつなげる役場職員「旧・藤野町」(元女性町議の回想 著者紹介 相川 俊英(アイカワ トシヒデ) 相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記 1956年群馬県生まれ。地方自治ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業後、放送記者、