延喜式とは
『延喜式』『延喜式』とは、名前有名で、実態全く、わからなかったですが、歴博の企画展に行ってきました。17日(土)にて
・10世紀に作られた法制書、古代官人の業務マニュアルです。
そこにはお祭りや宮中で使う物品の原材料、地方から納入される貢納品など、様々な内容が含まれており、さながら「古代の百科全書」ともいえます。
『延喜式』は、全部で50巻からなる大部な内容でもあったため、難しいもの、かたくるしいものの代名詞のように用いられたこともありましたが、一方で、江戸時代以来、古代のことを調べるときには常に参照されてきた資料でもあります。
1) 延喜式 土御門家旧蔵 1617~18年頃書写
10世紀に編纂された法典。全50巻で、官司別にまとめられており、古代官人にとって、業務マニュアルのようなものでした。原本は現存しておらず、後世に写された写本が伝わっています。展示本は江戸時代初めに安倍晴明の末裔である土御門泰重によって書写された写本です。